ただの言葉

愉快なオタクになりたい

旅立つ君に幸あらんことを

2018年4月15日がこんなに衝撃的な1日になるなんて誰が思っていただろうか。のんびりとした休日を過ごし、明日から始まる怒涛の1週間を思って小さなため息を吐く。そんなただの1日になると思っていた。そうならなかった理由は、「渋谷すばる関ジャニ∞を脱退する」というたった一つの公式発表だった。某週刊誌でこの報道が出た時は「アーーハイハイいつものやつね、おっけーい」で流していたけれど、まさかそれが誤報じゃないなんて思いもしなかった。

でも誤報じゃなかった。つまり我々は、この夏から「渋谷すばるのいない6人の関ジャニ∞」という確定した未来を歩まねばならないらしい。正直自分でもまだあんまり理解していない、のだと思う。あまりにも「渋谷すばるをメインボーカルとした7人の関ジャニ∞」という世界線が長すぎたから。私が好きになった関ジャニ∞に、渋谷すばるがいない時がなかったから。

思えば、初めて「好きな男性アイドルがグループを抜ける」という経験をしたのは、山下さんと錦戸さんがNEWSを抜けた時だった。あの時は「関ジャニ∞錦戸亮」が好きだったから、あまり大きなことと捉えていなかったけれど。次にそれを経験したのは、田口さんがKAT-TUNを抜けた時だった。あの衝撃は凄かった。色んな人の色んなものからの卒業と相まって、ハンドルネームが「死にかけ」になったぐらいには衝撃的だった。若干黒歴史のにおいがするけれど、あの時期もきっと私にとって大切な時間だったんだと思う。

だって抜けたあと田口さんが私が想像もしなかった所で活躍してるのを目に出来たから。「ジャニーズ辞めてもそこで終わりじゃない」って事を頭では理解してたけど、田口くんがモデルとして活躍してたり、また歌を出したり、ライブをしてるって風の噂で聞いた時に初めて実感したんだと思う。だから今「きっとまたすばるくんと会えるんだろうな」って思える。

 

だからといって今私が悲しくないわけなんかない。だって私の人生の半分近くは「関ジャニ∞渋谷すばる」と共にあったから。11時に公式発表が出た時はギャン泣きしたし、電車の中でTwitterみても泣いたし、曲を聞いても泣いた。フォロワーさんと笑いながら最高な未来を想像しながらも泣いた。@ファミレスだったけど。その節はお世話になりました。そもそも「絶対泣く」って自信があったから、アイメイクを一切せずに家を出たぐらいなので、全部想定内だったんですけども。丸1日経った今でも「すばるくんのばーーーかばーーーか!!勝手すぎるんだよばーーーーーーか!!!!」って思ってる。

一部分だけだけど、抜き出したらめっちゃバカバカ言ってた。ごめん。雰囲気ぶち壊しだわ私のバカ。

でもなんか田口さんの脱退の時よりもスッキリしてる気がする。だって思い返してみれば私が好きな渋谷すばるっていう男は、昔っからバカ正直でバカみたいに真っ直ぐで、でもそこが格好よくて格好よくて仕方なかったんだもん。長く好きな分、「彼らしさ」はなんとなく汲み取っていて、だからこそ聞けば聞くほど「あーーーーー、彼らしいや」って苦笑いするしかできなかった。でも私はすばるくんのそこが好きで、そこを尊敬していて、そこに憧れてたんだもん。私だったら逃げ道もを残す意味も兼ねて休止しますって言ってしまう。でも彼はそうしなかった。

そういうところだよね!!!そういうところが本当に本当に本当に大好きだけど大っ嫌いだよ。だけど、大倉さんが言ったように、やっぱり心から嫌いになることなんてできない。だって人生の半分近く好きだから。それだけの時間好きだから、私を作る要素のいくつかはすばるくんなんだもん。その彼を否定するってことは、私の一部を否定するってことになる。だけど、私は私を否定したくない。

あと、今日1日作業の合間にじっくり考えて分かったことが一つあって。あの会見と脱退決定後の彼らの行動から考えると、彼らは今回の件を経ても、仲が良くて、一緒にいる時間が楽しくて、お互いを尊重しあって、家族みたいな関係性が続くんだと思う。私が知ってる「渋谷すばるがいる関ジャニ∞」を公に見ることが叶わなくても、プレゼント交換で揉めて、新年会をして、ベロベロになりながら深夜までゲームをするような彼らの関係が続いてくれそうな気がしたから少しだけスッキリした。なんだ、脱退するから即バイバイで友達解消、みたいなことなさそうじゃん、って思ったらなんかもういいやっ!ってなった。知らんけどな、彼らが今後本当にどうなっていくのかなんて。ただ私がなんとなくそうなんじゃないかなって感じただけ。でも会見見てたらメンバー全員まだまだすばるくんのことが大好きなんだろうなって感じたから。

まあお互いが生きてりゃいつかまた顔を合わせて笑ってるのを公に見せてくれるっしょって!私は!思うので!!渋谷さんも、横山さんも、村上さんも、丸山さんも、安田さんも、錦戸さんも、大倉さんも、 みんな楽しく笑って生きててくれよな!という結論に至った。

我ながらなんて突飛な結論に至ったんだよと思わんこともないけど、まあ人生生きてるだけで丸儲けって言うし!死ぬこと以外はかすり傷とも言うし!

 

とりあえず生きて!笑って!

 

今私に言えることはこれがすべてなんだと思う。